Digitra

LINUXサーバの設定やプログラムのことなどを中心にブログを書いています。

FileZillaがアップデートの度に調子悪くなるのでバージョンを戻す

MacFTPやSCPをするためにFileZillaを使っている。
頻繁にアップデートがあるのだが、起動のたびにアップデートのダイアログが表示され、非表示に設定できない。
しかも、ご丁寧なことに置き換えアップデート用のファイルをDocumentsディレクトリ以下に勝手にダウンロードして置いていく。

設定画面の「Updates」で自動更新を「Never」にしてもファイルは勝手にダウンロードするし、新しいバージョンが有るダイアログは非表示にならない。

あまりに起動時のダイアログがうざったいので、観念してインストールすると、
だいたい、使い勝手が悪くなっていく。

以前のバージョンからの問題点

前回アップデートした時は、サーバへの新規ファイルのSCPアップロードをすると、
ファイルパーミッションが権限なし(000)でアップロードされた。

今回、3.15.0.1にアップデートをすると、接続するサーバの一覧を選ぶ「サイトマネージャ」の
サーバリストのスクロールがめちゃくちゃ反応が悪くなっている。(スクロールしてから0.5秒ぐらいのdelay)
大した話じゃないとはいえ、毎日何度も使うものなので細かなストレスが積み上がるのだ。

FileZillaのバージョンを戻す

手前はタダで使わせてもらっている分際でございますので、文句ばっかり言ってないで、
バージョンを戻してみることに。

https://osdn.jp/projects/filezilla/releases/
その他全ファイル > FileZilla_Client からバージョンを選んでダウンロードできる。

とはいえ、以前快調だった時のバージョンなんて覚えていないわけであります。
仕方ないので、リリースノートを見ながら、致命的なバグが無いところまで遡ってい行く。
https://filezilla-project.org/versions.php

見た感じ、3.12.0.2あたりがよさ気なので、ダウンロードしてアプリの入れ替え。

再インストール後の動作の確認


Detected newer version of FileZilla
The file '/Users/XXXXX/.filezilla/sitemanager.xml' has been created by a more recent version of FileZilla.
Loading files created by newer versions can result in loss of data.
Do you want to continue?

というダイアログが出てくる。

どうもxmlの構造が新バージョン用になってしまっているようだ。
とりあえず、「はい」ボタンを押す前に、
/Users/XXXXX/.filezilla/sitemanager.xml
のファイルをバックアップしておく。(XXXXXはユーザ名)

「はい」ボタンを押して、サイトマネージャを起動。
とりあえず、ファイルパーミッションの問題が一番キツイので、
サーバにファイルをアップロードしてファイルがパーミッション644になっていることを確認した。

「Detected newer version of FileZilla」のダイアログは2,3回出てきたが、そのうち出てこなくなった。
ただ、やはり「新しいバージョンダウンロードしておいたよ!」のダイアログは消せず。

とりあえず、しばらくこれで使ってみて具合が悪ければ、また別のバージョンを試してみる。